化学が苦手なんだけど、どうやって勉強すれば良いのかなあ
私も化学もうちょっと得意にして共通テスト9割以上は安定してとれるようになりたいなあ
化学の偏差値が30だ…
これはマジでやべぇ…
今日は、「照井式解法カード」と「重要問題集」を使用して、化学をゼロから志望校合格レベルまで引き上げる方法を志望校が中堅国立レベルと難関大学レベルで分けて解説する。
動画で視聴したい人はコチラの動画で同様の解説をしているため、視聴してください。(チャンネル登録・高評価もしていただけると嬉しいです。)
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この記事は2013年センター化学98点東北大学前期試験化学8割超えで東北大学工学部に現役合格した小松が執筆しています。
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目次
1. 二次試験で化学を使う理系受験生向けの記事です
この記事は二次試験でも化学を入試科目として使用する理系受験生向けの記事です。
現時点で化学が苦手な受験生からさらなる高みを目指したい受験生までに対応しています。
この記事に書いてある通りに化学の勉強を行うことで、
難関大を含む全ての大学受験で合格レベルまで化学の学力を高めることが出来ます。
具体的には、
共通テストで9割~満点を安定的にとり、
二次試験でも難関大合格者平均以上は確実にとることが出来るようになります。
そのため、化学をマスターし、第一志望校に合格したいあなたは、
この記事を最後まで真剣に読んでください。
2. 照井式解法カードを完璧にして化学を理解しろ
化学を勉強する際にまず初めにやってほしい参考書は
「照井式解法カード」です。
「照井式解法カード」を読むことで、
化学を理解して、問題を解くために必要な知識を身につけることが可能です。
「照井式解法カード」は本書と別冊付録で構成されており、
どちらも非常に良い出来になっておりますが、
特に別冊付録の解法カードは、あなたの絶対的なバイブルになります。
「照井式解法カード」の本書と別冊付録を以下の方法で学習すれば、
他の参考書や問題集に手を出さずとも、
志望校の過去問と模試の復習にだけ手を付ければ、
難関大の合格点をとることも十分に可能です。
模試の復習方法については以下の記事を参考にしてください。
難関大合格を可能にする模試の復習方法とは?模試は最良の教材だ!
それでは、「照井式解法カード」の本書と別冊付録の勉強方法を解説します。
2-1. 照井式解法カード(本書)をマスターする[5周+例題すらすらまで]
はじめに、照井式解法カードの本書ですが、
本文と例題含め、まずは5周読んで完全に理解してください。
この時5周読んで完全に理解すればよいので最初の1,2周は、
完全に理解していない部分があってもある程度の理解で進めても大丈夫です。
3周目以降は完全に理解して進めるようにできるのが理想です。
5周して本書の内容を完全に理解することができたら、
それ以降は、本書の例題部分のみをさらに反復するようにしてください。
この時、例題は問題文を読んだ瞬間にスラスラと解けるレベルまで完璧にしてください。
ここまでで、本書の方は終了です。
2-2. 照井式解法カード(別冊付録)を完璧に暗記する[30周]
続いて、照井式解法カードの別冊付録の勉強方法を説明します。
こちらの別冊付録は、本書を読み終えてから手をつけるのではなく、
本書を読み始めると同時に勉強を開始して構いません。
別冊付録は、あなたのバイブルとなる本になりますので、
30周程度は反復し、内容が瞬時に分かるまで暗記してください。
30周というと、超スパルタに聞こえるかもしれませんが、
ヘビロテ学習法で勉強すれば、案外たいしたことはありません。
ヘビロテ学習法の利点や特徴については、
この記事では割愛しますが、
簡単にやり方だけ述べます。
1日目ー 1-3ページ
2日目ー 1-6ページ
7日目ー 1-21ページ
8日目ー 4-24ページ
というように同じページを7日間連続で解くという方法になります。
この方法のメリットは勉強速度の速さと定着度の高さにあります。
デメリットは毎日コツコツ勉強し続ける忍耐力になりますが、
一日当たりのボリュームを控えることでハードルを下げることは可能です。
また、挫折を防止するバッファという独自の考え方を取り入れることで
更にハードルを下げることも可能です。
受験本番までに30周できるように一日あたりのページ数を調整してください。
3. さらなる高みを目指す場合は重要問題集をやれ
基本的に、照井式解法カードをマスターし、
加えて過去問と模試を勉強すれば、
難関大でも合格点を取ることは可能です。
しかし、他の科目との兼ね合いで、化学で高い得点率を達成し、
大幅な余裕を持ちたいという方は、
「重要問題集」をやりましょう。
「照井式解法カード」の知識をベースとして
知識の穴を埋めるために重要問題集を使うというスタンスで取り組みます。
それでは、重要問題集のやり方を解説します。
- 1周目は初めから順番に解いていく
- 照井式にないと思ったところには、印をつける
- 照井式解法カードにない知識は照井式解法カードの別冊付録に書き足す
- 2周目からは、照井式解法カードでカバーできない問題のみを解きなおす
この方法で重要問題集を解くことで、
最小の努力で、最大の効果を得ることができます。
ここまでくれば、化学においてはほぼ無敵です。
これでもまだ不安だというあなたは、
決して他の本には手を出さず、照井式解法カードの別冊付録を40周でも50周でもしてください。
化学の受験勉強で手を出すのは、
「照井式解法カード」「重要問題集」「志望校の過去問」「模試の復習」
これだけで十分です。
これ以外のことはやらないようにしてください。
時間的な余裕があるのであれば、
上記の内容を更に反復するという形をとるのが得策です。
4. ゼロから化学マスターへの道(勉強の手順)
化学をマスターするまでにやるべきことは説明した通りですが、
それをどの手順で勉強すればいいかについて、以下から説明します。
中堅国立大やMARCHレベルまでと旧帝大早慶レベルで分けて説明します。
4-1. 志望校が中堅国立大・MARCHレベルまでの受験生
- 照井式解法カードの別冊付録は受験本番まで勉強し続ける
- 照井式解法カードの本書+例題をマスターする(出来るだけ早期)
- 照井式解法カードの本書+例題マスター後、志望校の過去問を解く
- 過去問演習(3~5年分)を行う
- 模試の復習は適宜おこなう
- 志望校に合格できる十分な点数が取れそうであれば、重要問題集には手を出さない
- 照井式解法カードの本書や例題も適宜復習する
- 本当にそれで合格点が取れなそうな場合のみ、重要問題集をやる
これで、中堅国立大・MARCHレベルにおいて化学では確実に上位の点数がとれます。
さらにヘビロテ学習法を使えば、
高3の夏からでも十分に間に合います。
4-2. 志望校が難関大以上の受験生
- 照井式解法カードの別冊付録は受験本番まで勉強し続ける
- 照井式解法カードの本書+例題をマスターする(出来るだけ早期)
- 照井式解法カードの本書+例題マスター後、志望校の過去問を解く
- 過去問演習(5~10年分)を行う
- 模試の復習は適宜おこなう
- 志望校別模試を受験して完璧に復習する
- 志望校に合格できる十分な点数が取れそうであれば、重要問題集には手を出さない
- 照井式解法カードの本書や例題も適宜復習する
- 本当にそれで合格点が取れなそうな場合のみ、重要問題集をやる
基本的には、中堅国立大・MARCHレベルまでの受験生と
大きな違いはありませんが、
違いは過去問演習の年数と志望校別模試の復習になります。
難関大の問題には癖がある問題が出ますので、
過去問演習と志望校別模試を徹底的に演習することで、
癖のある問題に慣れてください。
この記事の通りに勉強することで0から化学の合格点をとることが可能です。
あとは、実行あるのみです。
頑張りましょう!(^^)
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