物理まじで苦手。物理ってめっちゃムズくない?
うん、物理が出来る人ってすごいよね。なんで出来るんだろう。
はぁ、物理の偏差値40だ…どうすればいいんだろう。
物理はイメージだ!(橋元淳一郎先生の言葉を拝借 )
今日は物理を得意にして第一志望校に合格するために、何をどの順番で勉強すればいいかを説明する。
また、物理の参考書(橋本流解法の大原則[旧版]、物理のエッセンス、名門の森)を紹介する。
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この記事は2013年センター物理98点東北大学前期試験物理8割超えで東北大学工学部に現役合格した小松が執筆しています。
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目次
- 1. この記事は理系の受験生向けに書いています
- 2. 物理はイメージだ!(橋元淳一郎先生の言葉を拝借)
- 3. 初学者はまず初めに何から学べばよいか
- 4. 問題演習は難問を解いた方がいい
- 5. 初学者⇒物理マスターへの道
1. この記事は理系の受験生向けに書いています。
この記事は、理系の受験生で、二次試験でも物理を使用するような物理の比重が比較的大きい受験生向けに書いています。
この記事に書いてある通りに勉強することで、物理が苦手な人から得意な人まで、共通テストで9割以上、二次試験でも確実に合格点をとることができます。
記事の後半では、志望校別に、
中堅国立大学以下を目指す人と難関大学を目指す人で
分けて対策を書いています。
2. 物理はイメージだ!(橋元淳一郎先生の言葉を拝借)
「橋元流解法の大原則」「橋元の物理をはじめからていねいに」「物理レベル別問題集」
などの著者である橋本淳一郎先生は著書中で
「物理はイメージだ」
と述べていますが、この感覚を身につけることが出来れば、
物理の苦手意識は完全に消え去り、
物理が“出来る”
という感覚を身につけることが出来るでしょう。
こうなれば、もう物理は得意になったも同然です。
あとは、問題演習を重ねれば、完全に物理マスターになることが出来るでしょう。
さて、「物理はイメージだ」
と言いましたが、
物理の問題を解けるかどうかのカギを握るのは、
物理の問題を
現象として捉えられるか
と
その現象を数式で表すことができるか
という部分です。
そこまでできれば、あとは初歩的な数学力です。
つまり、物理の問題を解くために必要な能力は、
- 問題文から物理現象を正しく捉える力
- その現象を正確に図解する能力
- 基本的な物理法則(定理・公式)を身につけているか
- 初歩的な数学力
になります。
このうち、物理の得意不得意を大きく分けるのが、
問題文から物理現象を正しく捉える力
です。
そのため、橋元淳一郎先生がおっしゃるように、
「物理はイメージだ」
というのは的を射た表現だと思います。
3. 初学者はまず初めに何から学べばよいか
結論から言うと、まず
「橋元流解法の大原則[旧版]」を完全にマスターしてください。
完全にマスターするというのは、どういうことかと言いますと、
最低7回は反復して、内容は完全に理解して、全て暗記した状態にしてください。
この参考書は少し癖があり、難解な部分がありますが、
何度も何度も反復することで、物理の本質が理解でき、
物理が面白い!と感じることが出来るようになると思います。
そして、この本の言わんとすること、
すなわち、「物理はイメージだ」
ということが理解できるようになると、
高い応用力が身につき、
その結果、
この本をマスターするだけで、
初見の入試問題がかなり解けるようになります。
しかし、
デメリットとして古い本なので、
今の教育課程と若干の違いがみられます。
しかしながら、物理の考え方に関しては、
時代を超えて色褪せないですし、
デメリットを考慮しても余りあるメリットがありますので、
この本を紹介しています。
ただし、一般的に他の教科の参考書などは、
あまり古い参考書はおススメしておりません。
そのため、極めて稀な例であると考えてください。
4. 問題演習は難問を解いた方がいい
「橋元流解法の大原則[旧版]」を解いた後は、
問題演習に入ります。
ここで、問題演習は難問を解いた方がいいです。
ただし、志望校で出題されないレベルの難問を解く必要はありません。
つまり、志望校レベルの問題演習をすればよいということになります。
なぜ、「橋元流解法の大原則[旧版]」の後はもう志望校レベルに飛んでいいかというと、
基礎的な知識は全て「橋元流解法の大原則[旧版]」で理解できているので、
その後は、実際にどんな物理現象が入試問題として出てくるかに慣れればいいだけです。
そこで、難問で出題されるの物理現象というのは、特殊で難しい物理現象という訳ではなく、
標準的な問題の物理現象を複雑に重ね合わせて難問にしているだけなので、
難問が解ければ、標準的な問題も解けるようになるためです。
そして、「橋元流解法の大原則[旧版]」を完全マスターしていれば、
難問を初見で解けないにしても、
解答を見れば物理をイメージすることが出来るようになっています。
その状態になっていれば、難問演習をする力がついている状態です。
さらに、難問は物理現象を理解する能力を養います。
そのため、多くの難問に触れると、
あなたの物理の能力は飛躍的に上昇します。
そのため、「橋元流解法の大原則[旧版]」を完璧にマスターした後は、
志望校レベルの問題演習に入りましょう。
5. 初学者⇒物理マスターへの道
それでは、初学者が物理マスターとなり、第一志望校合格できるまでの方法を
志望校が「~中堅国立大」と「難関大以上」に分けて説明します。
5-1. 志望校が中堅国立大までの受験生
以下の手順で勉強してください
- 「橋元流解法の大原則[旧版]」
- 志望校の過去問演習
- 「物理のエッセンス」で演習
この時、志望校のレベルやあなたの物理センスによっては、
「物理のエッセンス」なしでも志望校の合格レベルに達する可能性があります。
その場合は、「物理のエッセンス」には進まなくていいので、
「橋元流解法の大原則[旧版]」を復習しつつ、
他の入試科目に時間をかけましょう。
志望校の過去問を解いてみて、
まだ解けないという場合は、
演習量が足りないので、
「物理のエッセンス」を何周か解いてマスターしてください。
加えて、「橋元流解法の大原則[旧版]」がまだ
本当の意味でマスターできていない
可能性が多いにありますので、
「橋元流解法の大原則[旧版]」をさらに何度も何度も復習してください。
これで、中堅国立大の物理は確実に合格点が取れるようになります。
5-2. 志望校が難関大以上の受験生
以下の手順で勉強してください
- 「橋元流解法の大原則[旧版]」
- 志望校の過去問演習
- 「名門の森」で演習 or 難関大の過去問をあさる
あなたの物理センスによっては、「橋元流解法の大原則[旧版]」
だけでも、志望校の過去問が解けてしまう可能性があります。
その場合は、「名門の森」には進まなくていいので、
「橋元流解法の大原則[旧版]」を復習しつつ、
同レベルの難関大の過去問を適度に演習すると良いでしょう。
その場合、あまり物理に時間をかけすぎずに他の入試科目に時間をかけましょう。
「橋元流解法の大原則[旧版]」を完璧にしても志望校の過去問が解けない場合は、
問題演習をする必要があります。
その時、難関大の二次試験で物理を使用する場合、
「名門の森」がおすすめです。
しかし、物理が苦手で足を引っ張らない程度にしたいという場合は、
「物理のエッセンス」でも大丈夫です。
加えて、「橋元流解法の大原則[旧版]」がまだ
本当の意味でマスターできていない
可能性が多いにありますので、
「橋元流解法の大原則[旧版]」をさらに何度も何度も復習してください。
これで、難関大の物理も完全攻略できます。
それでは、あなたも物理マスターになり、第一志望校に合格しましょう。
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