いよいよ受験生!大学には進学したいけど、志望校っていつ決めればいいんだろう?
学部ってたくさんあるみたいだけど、どうやって選べばいいの?
簡単に入れるけど、みんなから憧れられるような大学ないかなあ…
そうだな。せっかく受験勉強で頑張っても肝心な大学選びで失敗して大学入学後に後悔してしまう人も多い。
志望校・志望学部選びは大学受験において非常に重要だ。
テキトーに決めてしまう高校生もかなり多いから、今回は大学受験の志望校・志望学部の決め方と決める時期について教えよう。
大学受験において、志望校の決定、志望学部の決定は自分の将来を考える上で非常に大切です。
にも関わらず、高校ではあまりこのことについて教えてくれないことが殆どではないでしょうか?
それは、高校の先生は社会に出ずに大学を卒業してそのまま学校の先生になってしまう人が多いという日本の教育の構造的な欠陥に一つの要因があると考えられます。
そのため、この記事では、一度きりの人生、あなたが大学選びで失敗しないために、志望校・志望学部の選び方や志望校・志望学部をいつ決めたらよいのかについて、紹介します。
目次
- 1. 志望校・志望学部は受験勉強を始める前に決めよ
- 2. 志望校・志望学部の決め方
- 3. 滑り止め大学や1ランク下の大学もあらかじめ決定する
- おわりに:志望校・志望学部が決定したら、いざ受験勉強を始めよう!
1. 志望校・志望学部は受験勉強を始める前に決めよ
まず、志望校・志望学部を決める時期についてですが、早ければ早いほどいいです。可能であれば、受験勉強を始める前に志望校・志望学部を決定しましょう。
なぜなら、志望校・志望学部を早く決めるほど、志望校に合格できる可能性が高くなるからです。
実際に、特に難関大学などでは、志望校を早く決めた人ほど、現役合格しやすいというデータもあります。
また、志望校を決定する時期が遅いと、合格できる大学の中から、やむなく入学する大学を選ぶことになり、進学先に対しての満足度が低くなってしまいます。
一度きりの人生です。
納得のいく大学選びをするためにも、志望校・志望学部の決定はできるだけ早く行いましょう。
・志望校決定時期が現役合格を大きく左右する理由
志望校決定時期が現役合格を大きく左右する理由としては、2点あります。
1点は、志望校が決まっていると、やるべき勉強が明確になり、無駄な勉強をすることがないので、膨大な時間の節約になり、第一志望校合格に直結する勉強だけをすることができるために、効率的に成績を上げることができるためです。
もう1点は、目指すべき目標ができることで、勉強のモチベーションが上がり、努力を継続できるためです。
受験勉強は第一志望校合格から逆算して行うというのが、最も効率的です。
そのため、志望校・志望学部の決定は受験勉強の一番はじめに行いましょう。
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2. 志望校・志望学部の決め方
進学する大学を決めることは自分の人生を考える上で非常に重要です。
理想的には、人生を長い目でみて、人生の一部であり、人生の通過点としてどの大学に行きたいかを決定するべきです。
大学に求めるものは人それぞれ違いますから、以下の方法を参考に自分が重要視するものは何かを真剣に考えた上で後悔しない大学選びを行いましょう。
大学選び、学部選びを失敗して、大学入学後に後悔する人は想像以上に多いです。
難関大の学生でも、半分近くの学生が自分の進学先はこれで良かったのかと思いなおすようですから、是非、ここで一度立ち止まって志望大学・志望学部を真剣に考え直してみましょう。
2-1. 将来から逆算して決める
大学受験というのは、人生のゴールではなく、通過点に過ぎません。
しかし、この選択を間違えてしまうとその道が自分の望む人生のゴールに繋がっていないかもしれません。
そのため、人生のゴール、つまり将来やりたいことから逆算して進学する大学を選択するのは、理想的な選択の仕方の一つと言えるでしょう。
・大学卒業後、どんな仕事がしたいかから逆算して考える
あなたは、大学卒業後、やりたい仕事や実現したい将来像があるでしょうか?
例えば、
- 宇宙飛行士になりたい
- 人の命を救う医者になりたい
- 日本の将来を担う子供を育てる学校の先生になりたい
- 世の中をもっと豊かにする最先端技術を研究したい
- 将来は専業主婦として、経済的にゆとりある家庭で子どもも2人は欲しい
とかです。
上にあげたような自分の将来を実現するためには、どんな大学に行けばいいのか、どんな学部に行けばいいかを調べましょう。
今は、インターネットで何でも分かる時代です。
やりたいことやなりたい未来が決まっている人が進路を選ぶのは、そう大変なことではないと思います。
もし、調べても不安であれば、ある程度下調べをした上で、行きたい大学、行きたい学部にある研究室に連絡してみると、対応してくださる教授の方もいるので、行動力のある方はやってみるのもいいかと思います。
オープンキャンパスでももちろん対応してくれますが、オープンキャンパスが行われるまで待つよりも、 “思い立ったが吉日” で動き出した方がいいですね。
・今はやりたいことが決まっていないが、可能性を広く持ちたい
高校生の段階ではまだ、将来が決まっていないという人も多いと思います。
そのような人は将来の可能性をできるだけ広く持つ。
という考え方も重要です。
比較的規模の大きな大学に進学すると、大学に入ってから、専門が細分化されるため、大学進学後に選択肢を多く持つことが出来ます。
例えば、東京大学の進学振り分けは有名ですね。
東京大学までとは行かずとも、大きな大学では、比較的選択肢を多く持てることがあるので、そのような選択肢もありだと考えられます。
因みに、将来の一流企業への就職しやすさで考えると、同じ学部学科同士で比較すると、ある程度は偏差値に比例することが知られていますが、
理系であれば、国立大学の工学部の大学院生、特に機械電気情報という分野の学生は、2020年現在かなり就職に強いです。
一方、文系ですと、やはり東大や早慶といったブランド校が強い傾向にあります。
2-2. どんな大学生活を送りたいかから決める
大学生活は4年間、もしくは6年間や9年間など、決して短い時間ではありません。
また、大学で知り合った友人とは、一生の付き合いになることも多いでしょう。
そのため、どんな大学生活を送りたいかから、大学を選ぶというのも、一つの選択肢になります。
以下のようなポイントを押さえて、大学選びを行うといいでしょう。
・サークルや部活動
大学に入学にして、サークルや部活動を頑張りたいという学生は非常に多いと思います。
あなたが行きたい大学に、どんなサークルや部活動があるのか調べてみるといいでしょう。
今は、殆どの部活動やサークルがソーシャルメディアやSNSを利用していることが多いです。
やりたいことが決まっている人は、サークルや部活動で大学を選ぶというのも一つの手でしょう。
また、まだやりたいことはないけど、何かのサークル活動はやりたい!という人は、規模が大きい大学や都市圏の大学を選ぶといいでしょう。
規模が大きい大学では、数えきれないほどのサークルや部活動があります。
また、大学のサークルというのは、特定の大学だけでなく、複数の大学の学生が所属しているということも多くありますので、都市圏の大学や、旧帝大などの規模が大きな大学に隣接する大学に入学するとそのようなサークルに入ることができます。
・大学の所在地
大学の所在地も大学選びをする上で大事な要素と言えるでしょう。
大学生になったら、実家から通う人もいれば、一人暮らしを始める人、寮生活をする人など様々です。
始めての一人暮らしや寮生活となる人は不安も多くあるでしょう。
都会で暮らしたい、逆に都会は嫌いだから田舎の大学に行きたいなど自分がどんな場所で大学生活を送りたいかを考えましょう。
特に女性の学生さんですと、治安や実家からの距離など、自分ひとりでは決められないことも多いですし、一度、保護者と話してみると意外と知らなかった保護者の希望なんかもわかるかもしれません。
何しろ、大学の所在地というのは、大学生活を送る上で外せない要素ですので、事前にしっかりと考えたほうがいいポイントの一つです。
・大学の規模・設備
大学の規模や設備というのも、大学選びの一つの要素になってきます。
理系に進学して、研究をしたいと思っているような学生は特にですが、研究費が多く割り当てられているような大学でないと、思うように研究活動が出来なかったりすることも考えられます。
国立大学の中でも多くの研究費が割り当てられ、自前で大きな研究施設を構えている大学もあれば、他の大学の研究施設を借りながら研究を行うことが多い大学もあります。
また、研究室の机が一人1台割り当てられるか、机も共用で使っているなど、意外にも大学の設備というのは、かなり格差がありますので、特に理系に進学する予定の学生は大学の研究予算もチェックしておくといいでしょう。
この辺りが、よく旧帝大か早慶かと比べる際に、理系は旧帝大、文系は早慶を選んだ方が良いと言われる違いの要因です。
・大学(キャンパスや食堂、図書館)の雰囲気
大学の雰囲気というのも、長い大学生活を送る上で大事な要素の一つと言えるでしょう。
大学の雰囲気というのは、やはり実際に大学に行ってみて、空気を感じるのが一番です。
志望校のオープンキャンパスには必ず訪問して、実際に肌で大学の空気を感じましょう。
また、慶應ボーイと付き合いたい!みたいな理想も実際に慶應ボーイを見て確認しておくといいかもしれませんね笑
2-3. 経済的にお得な大学を選ぶ(学費や就職後の生涯賃金など)
経済的にお得な大学に通いたい!と思う人も多いと思います。
公式LINEを友達追加してくれた人に無料で配っている受験攻略法セミナー動画でも話していますが、出身大学と生涯賃金には明確な相関があり、その差は1億円以上になることもあります。
経済的にお得な大学に通いたい!という人は、学費だけでなく、長い目で見てどの大学に行くのがお得かを考えると良いでしょう。
また、浪人したほうがお得かどうかというのも長い目で見てどうかというのも冷静に計算することが大事です。
シンプルに考えて、一年分の予備校代などがかかる他に、将来1年間分退職が早くなることになるので、数百万~1千数百万の損失になると考えるのが妥当でしょう。
それを考えて、1年浪人して1ランク上の大学を目指した方がお得なのか、などを冷静に考えることが重要です。
2-4. 偏差値やブランドから考える
大学の偏差値やブランドが大事!
という人も多いでしょう。
やはり、
- モテる大学
- おしゃれな大学
- 周りから憧れられる大学
- 親や祖父母などが自慢できるような大学
に通いたい!という思いは多かれ少なかれ誰しもが持つ思いだと思います。
そのような思いは恥ずかしがったり隠したりするよりも、受験勉強のエネルギーに変えてやる方がよっぽど有効です。
さあ、モテる大学を目指しましょう!!
3. 滑り止め大学や1ランク下の大学もあらかじめ決定する
さて、志望校を決めるときに重要なテクニックとして、あらかじめ滑り止めとなる大学や1ランク下の大学も決定するというものがあります。
私立大学の受験でよく言われるのは、
チャレンジ校、本命校、安全校と3段階のレベルの大学を設定して受験しろ。というものがあります。
自分が照準にしてる大学のレベルの大学を複数受験するだけでなく、受かればいいなというチャレンジ大学と確実に受かると思われる安全校も受けておけ。というものです。
ここで、大事なのは、それぞれの出題傾向、得点配分が似ている大学を選定することです。
そうすることで、受験勉強の際に余計な勉強をせずに済むので非常に効率的に勉強できますし、本命校に安心して受験することが出来ます。
このように戦略的に受験勉強を進めるためにも、本命校以外の大学も事前に決めておきましょう。
国立大学を希望する場合も、ランクを下げることになった時のための第二志望大学を事前に決めておきましょう。
理由は2点あります。
1点は、同様の出題傾向、得点配分の大学を選定しておくことで効率よく受験勉強を行うため。
もう1点は、第一志望校を諦めることになっても、第二志望校に向けてモチベーションを維持できるようにするためです。
このように事前に受験校の候補を全て上げておくことで安心して受験勉強に取り組むことができるようになるため、必ず事前に志望校を全て上げておくようにしましょう。
おわりに:志望校・志望学部が決定したら、いざ受験勉強を始めよう!
さて、以上のポイントを押さえて、志望校・志望学部を決定したら、いよいよ受験勉強に入ることになります。
繰り返しになりますが、受験勉強というのは、大学選びから始め、第一志望校合格から逆算して戦略的に始める必要があります。
そこで、本格的に受験勉強に取り組む前に、受験勉強の戦略を立て、効率のいい勉強方法を知り、学習計画を立ててから受験勉強に取り組む必要があります。
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受験勉強に入る前に、こちらも一度視聴してから受験勉強に取り組みましょう。
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