あー、模試終わったー!疲れた~帰って寝よー( ´∀` )
模試の判定どうかなあ。偏差値上がるといいなあ
また、全部E判定だったらどうしよう…
ちょっと待て!お前ら、模試の使い方が全く分かってない!
模試は何のために受けるのか?
模試の結果なんてどうでもいい!
模試は最高の問題集だ!
今日は、模試の正しい活用法、効果的な復習法を説明する。
目次
この記事は、大学受験で第一志望校に合格したい受験生に向けて書いています。
全国模試偏差値40台、宇都宮大学工学部E判定からたった1年で東北大学工学部にA判定、現役合格した私が、模試の効果的な使い方と模試の復習方法について教えます。
1. 模試の判定はどうでもいい
模試を受験した後には、合否判定(A~E or W(科目不足))が気になる人が多いと思います。
しかし、実際、模試の判定というのは、センター試験(共通テスト)本番と本番に一番近い記述模試を除き、重要ではありません。
模試の目的は大きく3つあります。
- 志望校の決定
- 学習の定着度の確認
- 問題集としての利用
このうち、判定が重要なのは、志望校の決定のみです。
判定を見て判断するのは、志望校の決定のみ。
志望校を変えるか変えないか以外は考えなくていいです。
続いて、学習の定着度の確認ですが、模試は中間目標のポイントとして、学習の定着度を確認するのに最適です。
しかしながら、この時に参考にするべきは、(マーク模試に関しては)点数が一番有効です。
判定や偏差値ではありません。(本当は偏差値が当てになればいいですが、模試毎に母集団が違いすぎて参考にしづらいというのが現状です。一方、点数ももちろんブレはありますが偏差値よりはまだいいです。)
そして、最後に問題集としての利用というのがありますが、はっきりいってこれが最も重要です。
模試の結果(判定、偏差値、点数など)が分かったところで果たしてあなたの点数は変わるでしょうか?
模試の結果なんて、あなたの成績の向上に全く関係ありません。
それなのに、模試の結果に一喜一憂したり、結果が気になって勉強への集中力が落ちるのは、百害あって一利なしです。
模試は結果を知るためではなく、問題の演習として利用しましょう。
2. 模試は最良の問題集
2-1. 模試は大手予備校がガチで本番の問題を当てにくる
意外と知られていないのですが、模試の問題というのは大手予備校が本気で本番の問題を当てにきています。
本番の問題を当てるなんて不可能だと思うかもしれませんが、実際に同じ問題がかなり似た問題は毎年のように出ています。
しかし、模試で同じ問題が出たからといって、本番でみんな解けるかというと全くそんなことはありません。
何故なら、模試を徹底的に復習して完璧にしている受験生などほぼいないからです。
2-2. 模試を全てマスターするだけで難関大でも合格できる
あなたが、もし、受験した模試全ての問題を試験時間内に満点取れるようになっていれば、それだけで難関大合格レベルに達しています。
さらに言えば、人にペラペラと解説できるレベルにマスターしていると問題の背景にある知識も身についているので、それだけで日本TOPレベルの知識が身についていると言えます。
3. 模試の復習はかなり大変、だけど…
模試を復習しろ、とは言ったものの、模試の復習というのはかなり大変です。
しかし、その努力は必ず報われます。
途中で諦めずに徹底的に反復してください。
3-1. 模試の復習方法
模試の復習方法は以下のようにやってください。
- 受験当日に答え合わせ+間違ったところの解説を読む
- 受験後、できるだけ早急に全ての解答を読む
- 受験後、できるだけ早急に解きなおしを行う。
このとき、解きなおす問題は”全問” or “間違った問題と悩んだ問題だけ”のどちらでもいいですが、最終的に全て解けるようにしてください。 - 試験時間内に全て理解して満点取れるように反復しまくる。
- 本番まで忘れないように定期的に時間はかって解きなおす。
これで、模試の内容を完璧にマスターすることが出来ます。
因みに、これをやろうと思ったら、苦手科目は10周くらいは必要だと思われます。
得意科目は最初から満点の人もいるでしょうし、たいして労力がかからないかもしれませんが、一度満点取れたものが時間がたつと解けなくなることもありますので、解きなおしは適度に行ってください。
3-2. 模試復習の費用対効果はマジで高い
模試の復習には労力がかかりますが、それ以上に模試の復習で得られる効果は大きいです。
先述したように、模試の問題は受験本番を想定した良問揃いです。
それだけではありません。
模試の費用対効果が高い理由はもう1点あります。
それは、
模試の問題は圧倒的に記憶に残りやすい。
ということです。
あなたも、模試は普段の学習より集中して真剣に取り組みますよね?
模試で間違えた問題や悩んだ問題というのは、印象に残りやすく、復習した際に強く記憶に残しやすいです。
私も、受験から7年がたっていますが、受験本番で出た問題は殆ど復習していないにもかかわらず未だに記憶に残っています。
模試は受験本番ほどではないですが、普段の勉強と比較して圧倒的に記憶に残りやすいです。
その点からも模試の復習は普段の勉強と比較して効果が高いと言えます。
3-3. 99%以上の受験生は模試の復習を諦める
模試の復習が効果が高いことは一般に知られているにもかかわらず、99%の受験生は模試の復習をちゃんとやりません。
理由は簡単です。
「想像以上に労力がかかるから」です。
1年間に受けた模試全部を10周20周して完璧にした人とか伝説レベルでしか聞いたことがありません。
まあ、私もやってません。
そこまでやらなくても第一志望校の東北大学工学部にA判定だったし落ちる気がしなかったからです。
ようは、「メンドーだから」です。
しかし、受験なんてそんな感じでテキトーに勉強している人ばっかりなので、本気で模試の復習をやれば、それだけで受験生の中で日本TOPレベルになります。
ただ、実は模試を徹底的にマスターするというのは、
「言うは易し、行うは難し」
で、そもそも基礎ができていない状態だと模試を理解するハードルも高いので、基礎固めをしないと模試をマスターできません。
まあ、逆に言えば、模試を完璧にマスターしていれば基礎もマスターしている状態なわけですが。
復習しても模試の内容が全く頭に入ってこないという場合は、基礎知識が抜けているので、模試の復習と並行して基礎固めをもう一度してください。
4. 第一志望校に合格したいなら模試を徹底的に使え
もう一度、言いますが、模試は最高の問題集です。
模試を徹底的にマスターすれば、それだけで日本TOPレベルになります。
ここでいうマスターというのは、問題の背景知識も含めてペラペラと喋れる状態です。
センター試験(共通テスト)に関しては、1年間で受けた模試全てを試験時間内に満点取れるようになっていれば、どんな大学でも合格ラインに達することが可能です。
二次試験に関しては、記述模試(難関大は大学別記述模試も)+過去問7年分(前期後期)がの全てが試験時間内に満点取れるようになっていれば、極論それだけでも合格できるレベルになります。
ただし、過去問に関しては直近で大きな傾向変化がみられている場合、非効率になりますので、適宜補助教材が必要だと思われます。
しかしながら、いずれにしても、模試を復習する威力はそれだけで第一志望校に合格できてしまうほど絶大です。
模試の結果に一喜一憂するのではなく、模試は最高の問題集だという認識を持って、模試の復習には力を入れましょう。
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