受験勉強において、効率的に勉強をするためには、
勉強の質×量を常に意識する必要があります。
この記事では、勉強の質と量のどちらが大事かという話と
勉強量を倍増させる方法について話します。
ただし、以下のtweetでも言及した通り、勉強量≠勉強時間です。
勉強量を勉強時間で計るのはやめた方がいい。
同じ勉強量なら、勉強時間は短い方がいい。
1日1時間からでもいいから、短時間集中して多くの量を勉強する癖をつけた方がいい。
勉強時間を増やすのは簡単。
他方、長時間だらだら勉強する癖がついたら、治らない。
最終的に勉強量を多くするために。— コマツ@受験 (@eikikomatsu) March 17, 2020
この記事では、上記のtweetについて深堀りします。
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目次
1.勉強は質×量を意識しろ
勉強というのは、質×量が多い人ほど成果が出ます。
常に、勉強の質×量を意識して勉強しましょう。
ただし、ここでいう勉強の質と量の定義は以下です。
- 勉強の量=勉強の分量(一日10問とか30ページとか)
- 勉強の質=1回あたりの理解度&定着度
多くの受験生は、
- 勉強の量=勉強時間
- 勉強の質=同じ勉強時間でどれだけ集中してたくさん勉強できるか=勉強速度
と考えているのではないでしょうか?
これでは、つまり私が言う勉強量とは、
多くの受験生が考えている量×質です。
私の考えでは、同じ分量の勉強をするのであれば、同じ効果であり、
時間で考える必要もなければ速度で考える必要もなく
勉強の分量で比べればいいということです。
そのため、
勉強の効果をより正しく表すための勉強の量と質の定義としては、
- 勉強の量=勉強の分量(一日10問とか30ページとか)
- 勉強の質=1回あたりの理解度&定着度
で考えた方がいいので、このように定義します。
2.勉強量は勉強時間×勉強速度
定義の通りですが、
- 勉強量=勉強時間×勉強速度
です。
当然ですが、同じ勉強の質であれば、
勉強量が多いほど成績が上がります。
勉強時間が多ければいいわけでもなく、
勉強速度が速ければいいわけでもありません。
勉強量を多くしなければならないのです。
3.勉強の質とは1回あたりの理解度&定着度です
一方、繰り返しになりますが、勉強の質は以下の通りです。
- 勉強の質=1回あたりの理解度&定着度
当然ながら、勉強の質も高めた方がいいです。
勉強の質を高めるおススメの方法は以下の通りです。
- 語呂合わせで覚える
- ストーリーで覚える
この二つについては、劇的に勉強の質が上がるので、
利用できるものは利用してください。
これ以外の例えば、
書き取りドリルのように書きまくる
みたいな勉強は勉強量にマイナスの影響を与えるので、
おススメしません。
4.勉強の量と質はどちらが大事か
それでは、勉強の量と質はどちらが大事でしょうか?
勉強の量と質がどちらも重要なのは言うまでもありませんが、
あえて言うならば、私は勉強量が大事だと考えます。
なぜなら、勉強の質を上げるのは、
限られた方法しかなく、
また、質を上げたところで1回で覚えることは出来ないからです。
語呂合わせなどは有名なものは誰もが使いますので、差がつきません。
勉強の質を上げるために、
語呂合わせをいちいち作るのはとてもじゃないですが無理だと思います。
そのため、
勉強の質で大きな差をつけることは出来ないのです。
一方、勉強量、とりわけ、勉強速度については、
方法や集中度次第で大きな差がでる部分になります。
そのため、勉強量を多くすることでライバルと差をつけることができます。
5.勉強量を増やすには勉強時間を減らせ
さて、復習ですが、
- 勉強量=勉強時間×勉強速度
です。
しかし、勉強量を増やすには、
とりわけ受験初期には、勉強時間を短くすることを意識してください。
・・・
は?
これは、当然、矛盾していますね?
では、正確に言います。
勉強量を固定して勉強時間を短くしてください。
つまりは、勉強速度をあげてください。
ということです。
しかし、同じ勉強時間で勉強速度を上げてくださいと言っても、
上げられる人は殆どいません。
そのため、まずは、勉強量を固定して勉強時間を短くするのです。
はじめは、余った時間は好きなことをして構いません。
余裕が出てきたら、勉強速度をそのままに勉強時間を増やしてみてください。
そして、また、勉強量を固定したまま、勉強時間を短くするのです。
これを繰り返すことで、どんどん勉強量を増やすことが出来るようになります。
例をあげましょう。
- 今:1日10時間勉強で50ページの勉強
- 第一の目標:1日5時間の勉強で50ページの勉強⇒勉強量は変わらない
- 慣れてきたら:1日10時間の勉強で100ページの勉強⇒勉強量倍増
- 第二の目標:1日8時間の勉強で100ページの勉強⇒勉強量は変わらない
- 最終目標:1日10時間の勉強で125ページの勉強⇒最初の2.5倍の勉強量になる
上記は例ですが、このような手順で進めると、勉強量を増やしやすいです。
時間固定で勉強速度を上げるのは、なかなかしんどいのでおススメしません。
そのため、量固定で速度を上げる⇒速度固定で時間を増やすというのを繰り返すのがおすすめです。
このようにして勉強量を増やして、
成績を上げ、志望校に合格しましょう!
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