フロー状態を自由自在に実現し、学習効率を飛躍的に高める方法

フロー体験(フロー状態)って聞いたことあるかな？

ふろー体験？お風呂のことじゃないですよね？

違う違う。
一流スポーツ選手がよくゾーンに入るとかっていうんだけど、
超集中状態で、感覚が研ぎ澄まされるような状態のことだけど、それに近い状態をフロー状態と言うんだ。

へえ、ゾーンに入る…
それって一流スポーツ選手にしかできないんじゃないですか？

そう思われがちだよね。でも、実は、フロー状態に入るのは、訓練すれば、誰でもある程度望んで実現することができると言われているんだ。(ゾーンはフローとは違うという説もある)
ハンガリーの心理学者M. チクセントミハイ氏がこのフロー理論を提唱し、世界中で実践されているよ。

え、本当ですか？
そのフロー状態っていう状態で勉強したら、めっちゃ成績上がりそうですね！！

その通り！
今日は、フロー理論を生かして学習効率を劇的にアップさせる方法について教えるから、よく読んで、マスターしてね！

お願いします！

フロー体験(フロー状態)とは？

フロー（英: Flow）とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。

Wikipedia:フロー(心理学)

あなたもゲームに没頭し、
気づいたら夜中の２時や３時になっていた
なんて経験がないですか？

その状態こそがまさにフロー状態です。

フロー状態では、学習効率が飛躍的に高まる

フロー状態では、以下のような効果が得られるため、
学習効率が飛躍的に高まります。

①最大限の集中力の発揮

フロー状態では、通常よりもはるかに高い集中状態となり、
その人の最大限の力が発揮できます。
そのため、最大限の学習効率を実現できます。

②勉強に没頭し楽しみを感じる

フロー状態では、作業に対して“楽しみ”を感じます。
そのため、フロー状態で勉強をすることは、
勉強をすること自体を楽しむことができ、
勉強が辛く苦しいという感情はありません。

③限界を引き出し、成長する

フロー状態では、
自分の能力の限界を引き出すことが出来ます。

その結果、自分の限界値を引き上げ、
飛躍的に成長することが出来ます。

フロー体験を構成する７つの要素

フロー体験を構成する要素について、
ここでは、勉強に特化してかみ砕いて説明します。
フローを経験するためにこれらの要素が全て必要という訳ではありません。
※チクセントミハイの提唱するフロー理論を正確に記述する内容ではありません。

1. 一つの勉強に注意力を集中する
2. 課題を達成する可能性があると信じている
3. 目の前の勉強に没頭し、他の欲求が無視されている
4. 直接的で即座なフィードバック
5. 時間間隔のゆがみ
6. 不安やストレスを忘れる
7. 失敗することを恐れない

１．一つの勉強に注意力を集中する

フロー状態では、ある一つの物事に全注意力を集中します。
そのため、勉強においては、
目の前の問題だけに完全に集中した状態となります。

２．課題を達成する可能性を信じている

フロー状態では、
取り組んでいる課題を達成することが出来ると信じています。
達成できないと考えている課題に対してフロー状態にはなれません。

３．目の前の勉強に没頭し、他の欲求が無視される

フロー状態では、目の前の勉強に没頭しているため、
他の全ての欲求が無視された状態になります。

４．直接的で即座なフィードバック

フロー状態では、直接的で即座なフィードバックが要求されます。
勉強でいえば、解いてもあっているかどうか分からない問題を
解く時には、フロー状態を体験しにくいです。

５．時間間隔のゆがみ

フロー体験中は、時間が引き延ばされているような感覚になり、
フロー体験終了後には、時間が一瞬だったかのように感じます。

６．不安やストレスを忘れる

フロー状態では、日々の不安やストレス等とは
切り離された状態になります。
そのような状態になることで、
注意力を全て目の前の勉強に集中した状態が実現します。

７．失敗することを恐れない

フロー状態では、失敗することを恐れず、
ただ自らの成功を信じます。
それにより、集中力を極限状態まで高めることが出来ます。

フロー状態を実現する方法

フロー状態を実現するには、いくつかコツがあります。
フロー状態を自在に実現できるようになれば、
学習効率は飛躍的に高まり、
あなたの成績は飛躍的に上がります。

コツ①適切な課題への挑戦

フロー状態を実現するには、自分の能力を最大限活用して、
なんとかクリアできるかもしれないという難易度が必要です。

簡単に言うと、
「難しいけど不可能ではない」
という課題設定をしてください。

コツ②目の前の事への集中

フロー状態になるためには目の前の課題
ただ一つに全注意力を集中させる必要があります。

一つの事に集中するには、コチラの記事も
参考にしてください。

コツ③日々の不安やストレスを抱えない

日々の不安やストレスを抱えていると、
フロー状態を実現しにくいです。

特に、お子様が親に怒られることを恐れている場合、
なかなか不安が拭い去れず、フロー状態になれません。
もし、そのような教育をされている場合、
以下の記事を参考に褒める指導を実践して下さい。

コツ④勉強を楽しむ

フロー状態では、勉強に没頭する必要があるため、
勉強をすること自体を楽しむ必要があります。

そのために、
勉強をすることに価値を感じることが
役立ちます。

勉強に価値を感じる第一歩としては、
まず、勉強をしたことを誰かに
褒めてもらうということが大切です。

そのため、先程紹介した褒める指導を実践すること
でお子様が勉強を好きになるきっかけを作りましょう。

フロー状態を自在に実現し、成績を上げる

フロー状態を自在に実現できるようになれば、
学習効率が飛躍的に向上し、
成績が驚くほど上がります。

さらにフロー体験からは、
大きな喜びが得られ、
人生が充実します。

ぜひ、フロー体験を経験し、
人生をよりよいものにしましょう。

みしま塾では、中１～高３または浪人生
とその保護者様を対象に
オンラインで無料学習相談に応じております。

みしま塾への強引な勧誘等はございませんので、
お気軽に無料オンライン学習相談にお申し込み下さい。

こちらの記事もおススメ

現在、オンライン指導サービスのみの運営となりました。

現在、みしま塾としてのサービスは停止中です。
以下からオンライン指導サービスのページに移動してください。
公式LINE登録で無料で受験攻略法セミナーもらえます。

無料学習相談に申し込む